福祉事業
福祉理念・事業紹介
人と暮らしを大切に、ありがとうを伝えます。
この社会は様々な人たちが共有する財産です。また近年では、「ダイバーシティ(多様性)」を社会に求める声・運動が活発化しています。
そういった新しい時代における社会福祉にクローズアップした場合、当事者の安心で快適な生活環境を確保し、障がいや年齢にとらわれず自分らしく生きていくための人生設計はどのようにすればよいのでしょうか?
人は自分の力だけでは生活環境を作ることができません。衣食住、生きがい・やりがいなど広い意味での「生活の糧」は多種多様な社会資源がなければ手にできないものです。また心身の健康状態や年齢などライフステージに応じて必要な環境も刻一刻と変化します。
その時々に最適なご提案ができるよう、ご本人の立場になって共に悩み、共に喜び、「こころ」を尊重し支援することが私たちの基本姿勢です。
私たちがご利用者様へのライフサポートの在り方を思うとき、まず何より信頼関係の構築が不可欠だと考えます。コミュニケーションを大切にし、「こころ」と「こころ」のより良い関係を築くことで、誠のサービスにつながると確信しています。
私たちは事業運営の中で、お関わりの機会をいただいた全ての皆様へ感謝の気持ち「ありがとう」をお伝えします。また、ご利用者様のベストパートナーとして、「ありがとう」の笑顔をいただけるよう今後とも邁進してまいります。
地域で不足する福祉サービスをカバー
私たちのご提供するサービスは主に、地域の中で安心に穏やかに生活を送っていただくためのグループホームや、リクリエーション・就労訓練・季節のイベントなどを通して日中活動を充実させるためのご支援、その他、訪問介護系サービス、移動支援サービス、計画相談支援と様々にご用意しています。
現状では、特に障害福祉サービスにおける重度の心身障害をお持ちの方が必要とされる事業所が不足している地域が多く見られます。そのため、ご本人様はもとより、ご家族様や各支援者様が事業所探しにお困りのケースのご相談が少なくありません。
そういった地域の状況を少しでも改善するよう、従来の介護サービス包括型に加え「日中サービス支援型」のグループホームや生活介護サービス事業所の開設に注力し、微力ながら社会福祉サービスの充実に貢献させていただければと考えております。
多面的なライフサポート(くらしの支援)
ご利用者様の抱えるご希望やお悩み、また心身における必要なケアはお一人お一人固有のものであり、ひとくくりにすることはできません。ご利用者様本人もご自身の望まれる生活のかたちがはっきりイメージできないこともよくあることだと思います。
ライフサポート(くらしの支援)の方向性を探っていくプロセスは、ご利用者様やご家族様のご意向をしっかりと汲み取り、客観的な見地から必要なサービスのご提案をすることが欠かせませんが、一方で私たちの提供するサービスは皆様のニーズに対して万能にお応えできるものでもありません。ご利用者様にとって最適なサポートツールは、よりきめ細やかで、汎用的で、できるだけ多くの選択肢があるべきだと考えます。
私たち国土信和(日本クリード)では、様々なニーズやご要望にお応えするため、自社で運営・提供するサービスのほか、医療機関や行政機関、他社福祉サービス事業者様、地域の社会資源など数多くの人々と相互に連携・活用し、多面的なライフサポートのご提案を心がけています。